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平成27年度 「介護事業所の雇用管理の実態と介護労働者の就業意識調査 -平成26年度データの分析-」について

平成27年度の介護労働実態調査の特別調査として実施した調査結果です。

調査の概要

介護事業所の雇用管理の実態と介護労働者の就業意識調査

平成26年度データの分析

人材確保に代表される、介護業界が抱える問題を解決するためには、介護労働者が働きやすさや働きがいを十分感じられるような「魅力ある職場づくり」が必要であり、そのためには介護労働の現状を把握するための基礎資料を得ることが重要となります。
介護業界を取り巻く環境は、介護サービスの高度化や専門化、他業界との人材獲得競争の激化などにより介護保険サービス開始当初に比べ変化しており、介護事業所の雇用管理改善を図るためには、経年変化把握を主目的とする従来の調査に加え、新たな視点に基づく分析が必要といえます。
そこで、平成27年度特別調査では、介護事業所の抱える課題や介護労働者の求める労働のあり方を明らかにし、「魅力ある職場づくり」への寄与を目的とする分析を、平成26年度介護労働実態調査データを用いることにより行いました。
第二章では介護事業所の雇用管理につき、「雇用管理責任者の選任状況」「定着状況」「賃金決定と勤続年数との関係」という点に着目し、分析を行いました。
第三章では各検討委員による以下のような特別分析を行いました。

  • 「入職形態別及び前職経験別にみた勤続志向の特徴」
  • 「離転職意識の形成と働く上での悩み・不安・不満との関係」
    ワーク・モチベーション理論から考える
  • 「介護サービスに関わる人材の就業継続意志の規定要因」
  • 「訪問介護員・介護職員の定着の規定要因に関する一考察」
    法人属性・事業所属性と定着促進策の取り組みに着目して

これら分析により、介護事業所にとって雇用管理改善を進めるための大きなヒントが得られ「魅力ある職場づくり」がすすめば幸いであります。

調査結果

  1. 「介護事業所の雇用管理の実態と介護労働者の就業意識調査」―平成26年度データの分析―」結果報告書
  2. 「労働者調査データに関する付属統計表」