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雇用管理改善のノウハウ
介護分野においては介護人材の不足状況にあり、介護人材の確保を図っていくことが強く求められています。この介護人材の確保を図るためには、雇用管理(人事管理)のありかたを介護事業や介護職員の特性に対応して改善していくことが重要です。
介護人材確保対策の概要
介護人材の確保の基本は、人材を集めて、集めた人材を離職させないことであり、さまざまな手法があります。
■介護人材確保対策の体系
介護人材確保の対策
介護人材確保対策の柱は、①人材の「採用の促進」を図ることと、②人材が離職しないよう「職場定着の促進」を図ることです。そして最近は介護人材確保対策の3つめの柱として、③「生産性の向上」が追加されて考えられてきています。
これらの介護人材確保対策は様々な手法がありますが、それらは、①介護分野への人材の「参入促進」、②「労働環境・待遇の改善」、③「資質の向上」という 3 つの類型に整理できます。
採用と職場定着(離職防止)に効果的な措置
介護職員の採用と職場定着(離職防止)については様々な手法がとられていますが、どの手法が効果的であるのか、介護事業所や介護職員の評価を参考にして考えてみることができます。
■介護職員の採用と職場定着(離職防止)に効果的な措置(準備中)
当センターで毎年実施している「介護労働実態調査」においては、介護職員の採用と職場定着(離職防止)に効果的な措置は何かについて、介護事業所と介護職員の双方から調査しています。
働きやすい働きがいのある職場づくり
「働きやすい働きがいのある職場」は、労働者の意欲と職場定着率を高め、人材確保、企業業績と生産性向上に役立つことがわかってきています。介護人材の確保にとっては介護職場を「働きやすい働きがいのある」ものにすることが重要です。
■働きやすい働きがいのある職場づくりの要素
働きやすい働きがいのある職場づくりのために必要な要素
人材の確保を進めていくいためには、介護職場をどのようにしたら「働きやすい働きがいのある職場」にしていけるかを考えることが重要です。「働きやすい働きがいのある職場づくり」のために必要な要素については、さまざまな研究によってわかってきていますが、今後どこに力をいれて取り組んでいけばよいかが重要です。
■働きやすい働きがいのある職場に関する調査の結果
「目指しませんか?働きやすい働きがいのある職場づくり」
「働きやすい働きがいのある職場」は、労働者の意欲と職場定着率を高めることを明らかにした厚生労働省の調査研究結果です。
職場の人間関係の改善
当センターの行う介護労働実態調査により、「介護職員の離職理由の一番は職場の人間関係の問題」「職場の人間関係のよい職場は採用がうまくいきやすい」「職場の人間関係のよい職場は職員が仕事を続けやすいと感じやすい」という結果がでています。これらのことから、職場の人間関係の改善は、採用と職場定着(離職防止)を進めるための大きなポイントになるといえます。
■職場の人間関係の改善の手法
コミュニケーション(職場の人間関係)
職場の人間関係の改善といっても、いろいろな要素や側面があると思われますが、これは当センターの作成する「雇用管理改善のための業務推進マニュアル」の中に収められた、職場の人間関係の改善に役立つ手法に関する解説です。
介護職員等処遇改善加算の活用
介護報酬制度における「介護職員等処遇改善加算」は、介護職員の処遇改善を図るとともに職場環境等の改善を図るものとなっています。
■介護職員等処遇改善加算
介護職員等処遇改善加算の解説
介護職員の処遇改善を図るための加算制度については、令和6年6月に関係の3つの加算制度が「介護職員等処遇改善加算」として統合されて活用されやすくなりました。