当センターが平成30年度に実施した介護労働実態調査の結果において、介護労働者の約2割が60歳以上の高年齢者であったことから、高年齢者が就労・定着しやすい労働環境を把握するため、平成30年度調査
データの再分析をおこなった。
加えて、人材のすそ野を拡げ、多様な人材の参入促進を図る方針が厚生労働省より打ち出され、進められていることから、介護事業所における高年齢者をはじめとする多様な人材等の雇用に関してヒアリング調査を
併せて実施した。
本調査研究成果が、政策立案上の情報としてだけでなく、全国の介護事業所における労働環境の改善、及 び事業所で働く労働者のモチベーションの向上等に役立つものとなれば幸いです。
ヒアリング調査は、各事業者の管理者、法人経営者、人事・労務管理責任者を対象として行った。