【実務者研修とは】
✽ 質の高い介護サービスを提供するために、基本的な技術・知識の習得にとどまらず、医療的ケア
や介護過程の展開、認知症の理解など実践的な内容の研修で、現場で役立つスキルが身につきます。
✽ 平成28年度より、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験する際の要件として、「実務者研修修了」が必須となっています。
✽ 訪問介護事業所に必ず配置される「サービス提供責任者」になるための要件を、満たすことができます。
✽ 現在お持ちの資格によって、受講科目の免除があります。
【介護労働安定センターの実務者研修のメリット】
✷ 経験豊富な講師陣と、担当職員がサポートするので安心。自宅学習の質問にも丁寧に対応します。
✷ 「医療的ケア」科目の講義は、スクーリングで実施します。「喀痰吸引」と「経管栄養」に関する知識と
技術を、直接講師からしっかりと学ぶことができます。
✷ 一般教育訓練給付制度対象講座として指定を受けています。
✷
介護労働安定センターが実施する実務者研修の受講時間、受講科目、受講料一覧
【令和5年度開講コース】
320時間コース (初任者研修、ホームヘルパー2級修了の方向け)
✡ 当センターの実務者研修は、厚生労働大臣の指定する一般教育訓練の指定講習として指定を受けております。
ただし、当指定講習として開講しているか否かについては、開催している支部にお問い合わせください。
実務者研修(320時間〔初任者研修修了者〕)の明示書
実務者研修(320時間〔ホームヘルパー2級修了者〕)の明示書
実務者研修(95時間)の明示書
【実務者研修に関わる参考資料】
介護人材の養成体系の見直し
介護福祉士取得方法の見直し
【研修施設概要】
研修施設概要
【初任者研修とは】
✽ 従来の「訪問介護員養成研修2級課程」に替わるものとして平成25年度より実施されています。
(講習時間は130時間です)
⇨
研修内容(カリキュラム等)
受講科目と時間数
✽ 介護職としての、入り口の研修として位置づけられています。
✽ 訪問介護事業所でホームヘルパーとして働くためには、「初任者研修修了」が必須です。
✽ さまざまなテーマについて専門的に学びます。
講習テーマは、支部・支所により異なります。実施につきましては、支部情報 でご確認ください。講習の内容例 |
認知症ケア 高齢者虐待と身体拘束 口腔ケア 接遇マナー 介護記録の書き方 介護職のための薬の知識 看取りケア 介護保険制度 サービス提供責任者 医学の基礎 感染予防対策 緊急時の介護 コミュニケーション ターミナルケア など |
講習時間 |
3~12時間(半日~2日間)程度 |
a. レクリエーションプログラムの立て方 b. 脳の活性化から学ぶ認知症予防 c. 認知機能評価方法と分析方法 d. 安全な食事と高齢者の病気/楽しみながら行う口腔ケア e. ~ちょっと苦手からやりがいに~介護過程におけるアセスメント力を磨く f. 介護の専門性とは何か ~希望と創造の老人ケア~ g. チームで取り組む虐待防止と身体拘束廃止 h. パーキンソン病と高齢者のうつ i. 安全な食事と高齢者の病気/楽しみながら行う口腔ケア j. 介護報酬請求基礎研修/実践研修 k. 高齢者施設のターミナルケアとグリーフケア など |
内容 | 時間 |
〔講義〕 職務の理解 | 2 時間 |
〔講義〕 介護における尊厳の保持・自立支援 | 6 時間 |
〔講義〕 介護の基本 | 4 時間 |
〔講義〕 介護・福祉サービスの理解と医療との連携 | 3 時間 |
〔講義〕 介護におけるコミュニケーション技術 | 6 時間 |
〔講義〕 老化と認知症の理解 | 9 時間 |
〔講義〕 障害の理解 | 3 時間 |
〔講義〕 こころとからだのしくみと生活支援技術 | 24 時間 |
〔講義〕 振り返り | 2 時間 |
総時間数 | 59 時間 |
修了評価試験 | 0.5時間 程度 |
内容 | 時間 |
〔基本講座〕 介護に関する基礎知識 | 1.5 時間 |
〔基本講座〕 介護の基本 | 1.5 時間 |
〔入門講座〕 基本的な介護の方法 | 10 時間 |
〔入門講座〕 認知症の理解 | 4 時間 |
〔入門講座〕 障害の理解 | 2 時間 |
〔入門講座〕 介護における安全確保 | 2 時間 |
総時間数 | 21 時間 |
内容 | 時間 |
〔講義〕 福祉用具と福祉用具専門相談員の役割 | 2 時間 |
〔講義〕 介護保険制度等に関する基礎知識 | 4 時間 |
〔講義〕 高齢者と介護・医療に関する基礎知識 | 16 時間 |
〔講義〕 個別の福祉用具に関する知識・技術 | 16 時間 |
〔講義〕 福祉用具に係るサービスの仕組みと利用の支援に関する知識 | 7 時間 |
〔講義〕 福祉用具の利用の支援に関する総合演習 | 5 時間 |
総時間数 | 50 時間 |
習熟度を測るための筆記の方法による『修了評価』 | 1時間 程度 |
内容 | 時間 |
〔講義〕 視覚障害者(児)福祉サービス | 1 時間 |
〔講義〕 同行援護の制度と従業者の業務 | 2 時間 |
〔講義〕 障害・疾病の理解① | 2 時間 |
〔講義〕 障害者(児)の心理① | 1 時間 |
〔講義〕 情報支援と情報提供 | 2 時間 |
〔講義・実習〕 代筆、代読の基礎知識 | 2 時間 |
〔実習〕 同行援護の基礎知識 | 2 時間 |
〔実習〕 基本技能 | 4 時間 |
〔実習〕 応用技能 | 4 時間 |
総時間数 | 20 時間 |
内容 | 時間 |
〔講義〕 障害・疾病の理解② | 1 時間 |
〔講義〕 障害者(児)の心理② | 1 時間 |
〔実習〕 場面別基本技能 | 3 時間 |
〔実習〕 場面別応用技能 | 3 時間 |
〔実習〕 交通機関の利用 | 4 時間 |
総時間数 | 12 時間 |
内容 | 時間 |
〔講義〕 強度行動障害がある者の基本的理解に関する講義 | 2.5 時間 |
〔講義〕 強度行動障害に関する制度及び支援技術の基礎的な知識に関する講義 | 3.5 時間 |
〔講義〕 強度行動障害のある者へのチーム支援に関する講義 | 2 時間 |
〔講義〕 強度行動障害と生活の組み立て | 2 時間 |
〔演習〕 基本的な情報収集と記録等の共有 | 1 時間 |
〔演習〕 行動障害がある者の固有のコミュニケーションの理解 | 2.5 時間 |
〔演習〕 行動障害の背景にある特性の理解 | 2.5 時間 |
〔演習〕 障害特性の理解とアセスメント | 2.5 時間 |
〔演習〕 環境調整による強度行動障害者の支援 | 3.5 時間 |
〔演習〕 記録に基づく支援の評価 | 1 時間 |
〔演習〕 危機対応と虐待防止 | 1 時間 |
総時間数 | 24 時間 |
内容 | 時間 |
〔講義〕 制度の概要 | 1 時間 |
〔講義〕 医療的ケアの基礎 | 1 時間 |
〔講義〕 喀痰吸引 | 1 時間 |
〔講義〕 経管栄養 | 1 時間 |
〔演習〕 | 3 時間 |
総時間数 | 7 時間 |
内容 | 時間 |
介護教育方法 | 30 時間 |
介護過程の展開方法 | 15 時間 |
実務者研修の目的、評価方法 | 5 時間 |
総時間数 | 50 時間 |
内容 | 時間 |
〔講義〕 人間と社会 | 1.5 時間 |
〔講義〕 保健医療制度とチーム医療 | 2 時間 |
〔講義〕 安全な療養生活 | 4 時間 |
〔講義〕 清潔保持と感染予防 | 2.5 時間 |
〔講義〕 健康状態の把握 | 3 時間 |
〔講義〕 高齢者および障害児・者の喀痰吸引概論 | 11 時間 |
〔講義〕 高齢者および障害児・者の喀痰吸引実施手順解説 | 8 時間 |
〔講義〕 高齢者および障害児・者の経管栄養概論 | 10 時間 |
〔講義〕 高齢者および障害児・者の経管栄養実施手順解説 | 8 時間 |
総時間数 | 50 時間 |
筆記試験 | 1時間 以上 |
〔演習〕 | |
実地研修 |
内容 | 時間 |
〔講義〕 重度障害児・者等の地域生活等に関する講義 | 2 時間 |
〔講義〕 「喀痰吸引等を必要とする重度障害児・者等の障害及び 支援に関する講義」「緊急時の対応及び危険防止に関する 講義」 | 6 時間 |
〔シミュレーター演習〕 喀痰吸引等に関する演習 | 1 時間 |
総時間数 | 9 時間 |
筆記試験 | 0.5時間 以上 |
実地研修 〔現場演習〕を含む |